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「共働き」か「専業主婦」か~Ⅰ.夫婦の老後~

「共働き」か「専業主婦」か~Ⅰ.夫婦の老後~

結婚したのちの未来をイメージするライフデザイン面談では、多くのカップルが「共働きでずっとか」もしくは「子育て期間からの専業主婦か」で悩まれます。本当に悩ましい問題ですよね。

それぞれにメリットデメリットと簡単に割り切れないことも多いですが、未来を考えたときに大きな重要視点として、このお題についてシリーズでお伝えしていきます。

第一弾は「Ⅰ.夫婦の老後」についてです。

老後、老後って何が問題なのか

誰にでもやってくるのが「老後」

老後ってーーまだまだーと思っている方も多いですし、ちょっと実感がわかないのですが、ニュースでよく耳にする「年金問題」も含め、誰にでもやってくるのが「老後」です。

お子さまに恵まれる、そうじゃない、住宅購入する、実家を譲り受ける、ずっと賃貸等々、ライフイベントによってずいぶんと変化がありますが、老後はみな平等にやってきます。その年齢になれば必然「老後」という時期になります。

平均余命の伸び=老後年数の伸び

そしてここまで老後が取り上げられるのは、平均寿命の伸びによる人生100年時代とも言われるセカンドライフの長さも大きな要因です。

1980年、今から約40年ほど前は男性73.35歳、女性78.76歳でした。直近の厚生労働省が発表した平成29年簡易生命表によれば、男性81.09歳、女性87.26歳。それぞれ約8~9歳ほど伸びています。

また平均余命(その歳以降に生存する年数の平均)も伸び続けており、65歳の平均余命が男性19.57歳、女性24.43歳。つまり、男性だと65歳からその後平均で19.57歳ですから、84.57歳まで生きられるだろう、というということになります。
65歳定年後から約20年間ほど平均余命があるわけですから、年金生活になった65歳から20年間、そして奥様はさらに65歳から約25年分の老後生活資金を考えなければならなくなっていることからも、セカンドライフの長さがおわかりいただけると思います。

老後収入【年金】:共働きと専業主婦世帯の違い

さて、では老後資金、老後資金、とよく言われますが、老後資金について少し噛み砕いて見てみましょう。

①収入面(公的年金)

公的年金は、(企業年金や個人年金などは今回のお話では割愛します。)

  • 基礎年金:現役世代は全て国民年金の被保険者となり、高齢期になれば給付を受ける。
  • 報酬比例年金:民間サラリーマンや公務員等は、これに加え、厚生年金保険に加入し、基礎年金の上乗せとしての給付を受ける。

と現役時代の働き方によって変わってきます。

では働き方によって違う、、という点において世帯主には大きな変化がないかもしれないですが、「共働き」か「専業主婦か」は大きな違いがありますので、そちらを比べてみましょう。

◆パターンA(会社員と専業主婦):年金月額24.0万円

◆パターンB(会社員と会社員:共働き):年金月額30.3万円

です。

国民年金も厚生年金も同様に「何年加入していたか」がポイントになります。上記はあくまでも20歳~会社員として60歳まで、40年間就業した想定算出ですから、それより就業期間が短い場合や国民年金の納付期間が短い場合は変わってきます。

専業主婦の場合、専業主婦になるまで、もしくはその期間を除き再度復帰して働いた場合としても、働いていた期間の報酬が対象となりますので、共働き世帯よりも低くなります。

仮に男性の収入が大幅に違った場合はどうでしょうか。

と、現役時代の差は、

月収75万円-33.3万円=約41万円の差があるのに対し、年金収入は、24.8万円-17.8万円=7万円の差となります。

さて、これから何が読み取れるでしょうか。

つまり、

  • 共働き(厚生年金分)のほうが、年金収入が大きくなる
  • 世帯主の収入だけが大きいよりも共働きのほうが年金収入はやはり大きくなる傾向
  • たとえ現役時代の収入が大きくても、年金収入では同様の差がつかない

ということです。

老後支出【生活費】

②支出面(生活費)

老後世帯がどれくらいの生活費を必要としているか、という調査データとして、生活保険文化センターが行った調査では、

夫婦ふたりで老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は月額で平均22.0万円とでています。分布図をみると、「20~25万円未満」が31.5%と最も多くなっています。

次に、ゆとりある老後生活を送る生活費は?の問いの結果は下記の通り。

平均で34.9万円。最低日常生活費に加え、12.9万円ほど上乗せ。上乗せ額の使途は、「旅行やレジャー」がもっとも高く、以下「身内とのつきあい」や「趣味や教養」と続いています。

※出典 (公財)生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度より

老後収入-老後支出の差は??

では収入と支出の差はどうなるのでしょうか。

①収入面から②支出面をみると、

  • 必要な最低日常生活は可能な範囲かも
  • でもゆとり(つまり最低日常のみ)は難しいかも

ということがデータから読み取れます。

なんとなくこれをみると生活できるじゃん!心配いる??いらなくない?と思えるかもしれませんが、実はもう少し考えておくべきことがあります。

現役時代の生活費との違い

総務省統計局の『家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)』の年間収入五分位階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(勤労世帯・大都市)データをグラフにしたものが以下。

つまり、現役時代の消費支出は上記の通り。収入が高いほど消費支出は高くなっています。これを踏まえ整理すると、現役時代の消費支出から前述の老後最低日常生活費で生活するには、下記の金額を節約することになります。

現役時代から考えて、老後生活になったら毎月生活費を13.2万円減らす努力が必要になります。一方、年収400万円世帯ではそれほど支出レベルが変わらずに老後生活にスイッチできることがわかります。

月13.2万円を減らす、、というのは黙っていてはできないことですので、何をどれくらい減らすのか、どうしたらいいのかの対策が必要ですね。

さらに、先程前述しておりますが、収入も大きく変化します。

年収の減る分から考えて、現役時代の収入が多い世帯の方が老後生活におけるダウンサイジングがキツくなる傾向です。毎月の収入の減りがこれほどに大きい、プラス上記にあるように生活費も必然下げないといけないという、老後生活へのモード切り替えがかなり必要となる、ということがわかるかと思います。

老後にも税金等の支払いがあることも忘れずに

忘れてはいけないのが、老後になっても税金や社会保険料の支払いはある、ということです。

つまり、年金=収入ではあるものの、イコール支出可能額ではありません。税金(所得税や住民税)、健康保険料や介護保険料の支払いは続きます。よって手取り額は上記より少なくなるということです。

年金ってなんか損じゃない?と思われる方も多いかもしれませんが、先程の余命期間ずっともらえる「生涯終身年金」であることをお忘れなく。仮に、男性が65歳以降19.57歳の平均余命だとすると、平均余命19.57年✕(年金月額16.2万円(前述パターンA男性)✕12ヶ月)=3,804万円ほどになります。

概算ですが、収めた保険料総額の男性は2.8倍~女性は3.5倍(女性は平均余命が長いため)相当になると言われており、こんな有利な年金商品は民間の保険や共済ではまずありません。それほどに公的年金はやはり老後資金にとっては相当に大きなものですね。

公的年金では足りない、じゃあどうする?

当たり前のことですが、足りない不足分で毎月赤字であればそれを補填するものを作っておくしかありません。

働き続けて収入を得る

やはりまずはこれです。そのためには「健康も大切な資産」と考えてみてください。健康であることは一番の節約だと私は思っています。なぜなら医療費が抑えられ、そして労働力として働くことができる健康は、収入可能性が生まれるからです。支出を抑え、収入を得る、これが健康によっても得られます。何より健康でいることで、セカンドライフを楽しむためにも、とても大切ですよね。

次に、

専業主婦を考えていた方は、共働きも検討してみる

実際に現役時代の世帯収入がアップすることもしかり、特に現役時代より老後時代の収入源が「厚生年金(報酬比例)」として大きく影響します。いろいろな事情や思いによって専業主婦を選択する方も多いです。ただ一つの検討材料として、そういった選択も検討してみることも考えてみてください。

次は、

預貯金の取り崩し→それまでに必要資金を用意しておく

です。

毎月の不足分✕平均余命年数=老後資金として必要な資金になります。これを当たり前のことですが現役時代に用意しておくことが必要となります。

他は、

年金保険や保険金受け取り等ができるよう今から準備しておく

です。

私的年金としてご自身で用意しておく。これは預貯金の取り崩しとは別な方法として年金保険に加入し、年数をかけて準備しておくことになります。年金保険には様々商品もありますし、利率がよくても元本との関連性等もありますので、しっかりと理解して加入することが大事です。婚活中の女性で、将来ご自身の働き方について少し考え悩んでいらっしゃる方は、ぜひこういった点を婚活中から考え、将来に向けて対策しておくことをオススメします。

 

どうしても目先、今に目が行きがちですが、将来未来を考えた時の働き方や夫婦でどのような家庭を創っていくか、はこういった点にも関わってきますので、ふたりでじっくり考えてみてください。実際にこういう場合はどうなる、こうしたらどうなの?という細かい内容については、IBJライフデザインサポートではお話を承っておりますので、気になった方はお気軽にご相談くださいませ。

みなさんのギモンにお答えします

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